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2006年4月24日 (月)

木久蔵師匠の落語

昨日、今後のこともあるので、疲れているのに無理をして K市自立支援ホーム立ち上げ2周年の集いに出かけてきたら、案の定、風邪を引いてしまったようで、一日寝ているはめになった。

木久蔵、正蔵二人会のチケットをいただいて聴きにいったのは、もう先週のことで、書こう書こうと思っているうちに、あっという間に一週間が過ぎてしまった。両師匠とも新作だったのだが(木久蔵師は「彦六伝」の予定を替えて、「昭和芸能史」。正蔵師は「読書の時間」?)、つまるところ、自分自身を客観視して笑いのめし、声色さえも実体験に基づく凄みがある木久蔵師の突き抜けて乾いた笑いに対して、いつまでも小朝兄さん(色々な文献を読むと、この人は本当に評判が悪い。プロデューサーとしては有能なのだろうけれど、嘘は洒落にならないというやつでしょうか)や、志ん朝師に目を掛けてもらって来たという自慢話ばかりで、気が弱くて、湿っぽい半可通の教養講座の正蔵師は全く歯が立たないというのが率直な印象だった。

正蔵師の評価は、「景清」あたりを聴いてからにしたほうがいいと思うが、木久蔵師の切れ者ぶりは本当に見事。この辺は、吉川潮さん(何でも談志師にお伺いを立てるのは情けない気もするけれど)、が定本として最近出した文庫に詳しい。

それと、木久蔵師の新作の代表作2点はキクラクゴというCDで聴けるのだが、会心の出来と言うわけではない。この音源で決め付けずに、是非にもライブで体験されることをお奨めします。

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