2006年4月18日 (火)

坂庭省悟さん

この間KBS放送から、著者の連絡先問い合わせの電話が会社に入ったことがあって、高校生のころ東北の片田舎から、京都KBSの深夜放送を、必死にチューニングをして聴いていたことを思い出した。

エンディングに「ヘイヘイヘイ」という曲が必ずかかっていた、その番組はナターシャセブンというバンドの持ち番組で、高石ともや、城田じゅんじ、木田たかすけ、坂庭しょうごということになるのだが、それはさておき、今日は坂庭省悟さんである(ソロになってから名前は漢字表記)。

ミュージシャンにサインをもらったと言うのはその時の省悟さんが、初めてなのだけれど、それは、彼のソロのライブ、千葉県は柏市であった、精神障害のある人のピア・サポートの会のチャリティイベントだった。市野川容孝さんも顧問になっていた集まりだったが、その日市野川さんはたしか来ていなかった

省悟さんのフラットマンドリンと、決して上手ではないけれど、ハイロンサムと言う気分を日本では一番体現していると勝手に思っていたボーカルの、僕は大層なファンだった。

そのころ、今一緒に暮らしている人に、気持ちをうちあけようかどうか、悩んでいたころで、何かそんな思いも託す気分で、終演後、省悟さんにサインをお願いした記憶がある。お願いしたのは、高校2年のとき、受験の下見とうそをついて東京で聴いたナターシャのコンサートで買った、『107SONG・BOOK』の表2の見返し。赤いサインペンで「Shogo 2003.3.15」と書いてくれた。緑色の表紙の25年も年を経て汚くなった、『107SONG・BOOK』を見て省悟さんは、「うわー、なつかしい。よく持っていてくれましたね」と言ってくれた。

省悟さんはその9ヵ月後の同じ15日、この世を去ってしまった。盟友のじゅんじさんも、訳あって今は獄中のはずだ。

省悟さんの30周年記念ライブ版、『この想い』という2枚組みのCDがあって、その中の、「別れのうた」や「クスの木の森で」はとてもリリカルで好きな歌だ。ゲストのイサトさんや、渡さんの、省悟さんとの掛け合いもとてもいい。

その省悟さんへのトリビュートアルバムが出たらしい。この一週間、まあまあよく働いて、Nさん、Kさんへの約束の第一歩は果たせた。少しは休んで、省悟さん、トリビュートを聴かせてもらいます。

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